前

ダメージは少なく、下枠の中央より少し左にアタリキズ有り。又、下部の引き出しの左と中央の上部が焼けこげで凹んでいました。おそらく、灰炉に穴があき、熱で欠けたものと思います。灰炉の下板を張り替え、引き出しは塗装しました。

右側

ダメージなし。

左側

ダメージ小。

裏

左方ワレ有り。アタリ３カ所有り。

右側取っ手部分

ダメージなし。

左側取っ手部分

ダメージなし。

猫板

付属していた猫板は反りがひどく、新たに左図のように作りました。裏面はおぼんとして使用できる様にザグってあります。

猫板の下

猫板の下には収納があります。汚れていたので塗装してあります。

キズあり

経年によるキズ、アタリ等はございますが、使用、美観に問題は無いと思います。

猫板の下

蓋をあけるとこんな感じになっています。

猫板の下収納をはずすと隠し収納が現れます

収納箱が腐っていて使用できない状態でしたので、新たに桐材で作り塗装しました。

炉

炉は使用不能の状態でしたので、中古の炉を仕入れ、大きさを揃えてはりました。

炉

炉淵の黒柿の材が本体とののり付け個所がほとんどはずれていました。１本１本のりをきれいにはがし、火鉢の側に合わせてはりつけ、角のチギリ（４カ所）も新たに作りました。

猫板下の小さい引き出し

引き出しの縁取り（黒柿）部の下の部分が無い状態でしたので、ウォールナット材で作りました。

下に三つの引き出しがついています。

引き出しの間にはおしゃれな黒柿の装飾が施されています。

引きだし

金具も全て揃ってます。

キズあり

小さい引き出しの前部分に欠けているところがあります。

装飾

連結部分に技が施されています。少し見えにくいですが、三角形になっています。

装飾

裏側も連結部分が、三角形になっています。